新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の特徴解説!速度・停車駅・料金・運行本数は?

今度新幹線に乗る予定なんだけど「のぞみ」「ひかり」「こだま」って何が違うんだっけ?

どれに乗ろう・・・

これから新幹線を利用する予定の皆さん、新幹線の列車「のぞみ」「ひかり」「こだま」の具体的な違いってどんなだったっけ?とふと気になることありませんか?

この記事では、新幹線の種類「のぞみ」「ひかり」「こだま」について、皆さんが抱える疑問を解消していきますね!

以下の4つのポイントに焦点を当てて説明します。

【この記事を通じて理解できる内容】
・のぞみ・ひかり・こだまの速度と所要時間の違い
・各列車の停車駅パターン
・使用される車両の種類の違い
・料金体系と最もコスト効率の良い利用方法

私は、新幹線に関してはかなり詳しく調べました!
のぞみ・ひかり・こだまの違いをしっかり理解しています。
しかし、多くの方がこれらの違いについてはあまり知らないかもしれませんね。

この記事を最後まで読めば、「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いをしっかりと理解できるでしょう!

注意点:
この解説は東海道新幹線(東京〜新大阪)における「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いに限定されます。
山陽新幹線(新大阪〜博多)の各列車にも触れますが、本記事では詳述しません。

新幹線「のぞみ」「ひかり」「こだま」の基本情報

まずは、東海道新幹線での各列車の基本的な特性についてお伝えします。

「のぞみ」「ひかり」「こだま」は、速度、停車駅、運行本数、料金などが異なります。

のぞみ

 

【のぞみ基本情報】
・東京〜新大阪間の所要時間:約2時間15分
・停車駅:東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪(6駅)
・速度:東海道新幹線で最速
・運行本数:1時間に5〜6本
・使用車両:N700系
・座席配置:16両編成で、普通車自由席3両、普通車指定席10両、グリーン車3両

のぞみは、東海道新幹線で主要な都市間を最短時間で結びます。

主な停車駅は限られており、速度も最速です!

ひかり

【のぞみ基本情報】
・東京〜新大阪間の移動時間:約2時間50分
・停車駅:便次第で異なるため、詳細は時刻表で確認
・速度:東海道新幹線で「のぞみ」に次いで速い
・運行頻度:1時間に約2本
・採用車両:N700系
・座席構成:全16両中、普通車自由席5両、普通車指定席8両、グリーン車3両

ひかりは、「のぞみ」より所要時間が長く、停車駅数が多いことが特徴です。東京〜新大阪間はおよそ2時間50分を要します。

停車駅は東京、品川、新横浜、名古屋、京都、新大阪をはじめ、静岡や浜松、米原など、地方の主要な駅にも止まります。

都市間の移動、特に中規模から大規模都市へのアクセスに適しています。

ただ、停車駅は便により変動するため、特定の駅での停車を期待する場合は事前に確認が必要です。岡山や広島へ直通する便も時折あります。

座席割り当てでは、自由席が5両、指定席が8両、グリーン車が3両となっています。

こだま

【こだまの基本情報】
・東京〜新大阪間の通過時間:約4時間
・停車駅:全駅
・速度:東海道新幹線で最も遅い
・運行頻度:1時間に1本
・使用車両:N700系
・座席配置:16両中、普通車自由席7両、普通車指定席6両、グリーン車3両

こだまは新幹線の中で最も多くの駅に停車し、東京〜新大阪を約4時間で走行します。

この種別は、長距離よりも短距離から中距離の移動に最適です。

座席は、自由席が7両、指定席が6両、グリーン車が3両で、多くの自由席が利用可能です。

新幹線のぞみ・ひかり・こだまの速度比較

初めに、各新幹線の速度を比較します。

【所要時間】
東京〜新大阪 のぞみ:2時間30分、 ひかり:2時間50分、 こだま:約4時間
東京〜名古屋 のぞみ:1時間40分、 ひかり:2時間5分、 こだま:約3時間

上記の通り、のぞみが一番速く、ひかりがそれに続き、こだまが最も遅いです。

料金に大差がないため、可能であればより速いのぞみやひかりを利用することをお勧めします。

新幹線のぞみ・ひかり・こだまの停車駅比較

次に、停車駅の比較を行います。

視覚的に理解しやすいよう、表形式でまとめています。

駅名 のぞみ ひかり こだま
東京
品川
新横浜
小田原 × 2時間1本程度停車
熱海 × 1日3本のみ停車
三島 × 2時間1本程度停車
新富士 × ×
静岡 × 1時間1本程度停車
掛川 × ×
浜松 × 1時間1本程度停車
豊橋 × 2時間1本程度停車
三河安城 × ×
名古屋
岐阜羽島 × 1時間1本程度停車
米原 × 1時間1本程度停車
京都
新大阪

○は停車、×は停車しない。

のぞみは限られた主要駅のみ停車する一方で、こだまはすべての駅に停車します

ひかりの停車駅は便によって異なり、のぞみよりは多くの駅に停車することが一般的ですが、利用前には目的の駅に停車するかを確認することが重要です!

新幹線のぞみ・ひかり・こだま:車両の比較

ここでは使用されている車両と座席の種類について説明します。

使用車両:すべてN700系・N700S系

 

のぞみ、ひかり、こだまはすべてN700系で運行されています。

特に、最新のN700S系では、全席にコンセントが設置されているのが特徴です。
通常のN700系では、窓側や車端部の席のみにコンセントが設置されています。

N700S系を利用したい場合は、JRの時刻表を参照して、どの列車がN700Sで運行されているか確認することができます。

のぞみの自由席の数は最も少ない

自由席、指定席、グリーン席の配置は新幹線のタイプにより異なります。

例えば、のぞみでは自由席が3両と比較的少なめであり、特に平日の日中は自由席を確保するのが難しい場合があります。

自由席での移動を考えている場合は、のぞみよりも少し時間がかかる「ひかり」の利用をおすすめします。のぞみを利用する場合は、指定席の予約をお勧めします。

のぞみ・ひかり・こだま 料金比較

これら3つの新幹線タイプでの料金は、JRの窓口で購入する場合、大きな差はありません。

しかし、より安価に利用するための割引切符や特別プランが多数存在します。

JR窓口の標準価格はほぼ同額

一般的にJRの窓口でチケットを購入する場合、のぞみ、ひかり、こだまの料金に大差はありません。
ただし、のぞみの方がひかりやこだまに比べて210円から310円高いことがありますが、この差はごくわずかです。

安価に新幹線を利用する方法

JRの窓口で直接新幹線のチケットを購入するのは、コストパフォーマンス的には低い場合があります。

巷には新幹線を割引価格で利用できる様々なオプションがありますが、

中でも「新幹線+宿泊セットプラン」は非常にお得です。

例えば、東京⇔新大阪間をこのプランで利用した場合、最大で7900円とホテル代を節約できます。

宿泊を伴う新幹線の旅行を計画している方には、このプランを活用しない手はありません!!

のぞみ・ひかり・こだまの比較まとめ

「のぞみ」「ひかり」「こだま」の違いを明確に理解できましたか?

以下の表で再確認しましょう。

種別 速度 停車駅の範囲 使用車両 自由席数 頻度
のぞみ 最も速い 主要駅のみ N700 16両中3両 毎時5〜6本
ひかり のぞみに次ぐ速さ 主要及び一部地方駅 N700 16両中5両 毎時2本
こだま 最も遅い 全駅停車 N700 16両中7両以上 毎時1本

 

この情報を基に、新幹線の利用時に最適な選択ができるようになるでしょう。

新幹線を利用する際には、ぜひこの記事の情報を活用してくださいね!

 

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