学校の絵の授業で銀色(シルバー)使いたい!どうやって作ればいいの〜!?
え!?つ、作る?銀色って絵の具で混ぜて作れるのかしら!?
子供から「学校の授業でシルバー色(銀色)を使いたいんだけど、どうしたらいい?作るの?」と聞かれたらどうしますか?
一般に、市販されている絵の具にはシルバー色が用意されていたりすることもありますが、もし学校で使う絵の具セットにそれが含まれていなかったら・・・?
どのように対処すればよいのでしょうか!?
完全なメタリックシルバーを再現するのは中々難しいのですが、類似の色を作る手段はあります!
白に少量の黒を混ぜ、少しの青を加えることで、深いグレーの色が得られます。
この記事では、そんなシルバー風味の色の作り方について説明していきますね〜!
絵の具の混色で銀色に近い色は作れるのか?
シルバーを思い浮かべると、どのような色が浮かびますか?
通常、白やグレーが連想されますが、特有の輝きが特徴ですよね。
市販の絵の具でもシルバー色として販売されている物がありまして、絵画やクラフトで使うと、金属っぽいカッコいい表現が可能で、ガラスのような硬質な美しさも表現できちゃいます。
子どもたちにも人気の色ですね(^^)
しかし、学校で使う絵の具セットには含まれていないこともありますし、市場で販売されていないこともあります。
その場合、既存の絵の具を使ってシルバー風の色を作ることは可能ですが、完全なシルバー色を作るのは難しいです。
とっても残念ですが現実でございます・・・
なぜ家庭用の絵の具では本物のシルバー色が作れないのか
シルバー色の絵の具は、特殊な成分が含まれているため、家庭で普通の絵の具を混ぜても再現することは難しいです。
その特別な成分とは「パール顔料」と呼ばれるもので、非常に薄く加工された雲母(ミカ)に金属をコーティングした粒子から成ります。シルバーやゴールドの絵の具に入っているパール顔料は、光を受けると反射して乱反射を起こし、独特の光沢感を出します。
ただ、このパール顔料は一般の絵の具には含まれていないため、普通の色を混ぜただけではシルバー(銀)色を作る事はできません・・・!
白、青、黒を混ぜて金属風の色合いを作る方法
白と黒を基本に、青を加える混色方法です。
白2、青1、黒2の割合で混ぜると、金属の冷たさを象徴する色、つまり冷色系の銀色が作れます。
ただし、青を多く使いすぎると、不自然な色合いになることがあるので注意が必要です。
市販の絵の具で銀色風の色を作る方法
もし銀色の絵の具が手に入らない場合でも、白、黒、少しの青を使って銀色に似た色を作ることが可能です。
白と黒を混ぜて作る灰色に、少量の青を加えると、深みのある灰色が完成します。
さらに、絵を描く際に灰色のベースに白を部分的に加えると、反射光の効果を表わす事ができて、よりリアルなシルバー色の印象に近づけることができます。
自宅で簡単にシルバー風の色を作る
通常の白と黒の絵の具を使って、銀色に似た色を作る基本的な方法です。
白と黒を等量で混ぜると、標準的な灰色が得られますが、白を多めにすると、光を反射する効果が増し、銀色のように見えます。
一方、黒を強調すると、銀色の陰影をよりリアルに表現できます。さらにリアリティを増すためには、少量の赤や茶色を加えると良いです。これにより、銀色の錆部分を表現できます。
家庭用絵の具でメタリックな効果を出す方法
完全なメタリック銀色を家庭の絵の具で作るのは難しいですが、工夫次第で近似色を作ることが可能です。
以前も述べた通り、市販のメタリック絵の具には特別なパール顔料が加えられていて、光を美しく反射してくれます。
家庭用の絵の具にキラキラとした素材を加えることで、この効果を模倣できます。
子どもとのアートプロジェクトにも最適かと思います。
ラメやグリッターは、手芸店や100円ショップで手軽に手に入る素材です。特に、細かいシルバーラメがおすすめで、これをアクリルの絵具や水彩絵の具にまぜて使います。
ただし、ラメを加える際は絵の具を適切に薄めて、ラメがよく目立つようにすることが大切です。絵の具とラメを塗った後は、乾燥による剥がれを防ぐために水性のりでコーティングすると良いでしょう。
さまざまなラメの量や種類を試しながら、自分の好みに合った銀色を見つけてください。
まとめ:自宅で手軽に銀色の絵の具を作るコツ
ここでは、家庭で使える絵の具でシルバーいわゆる銀色を再現する方法を解説してきました!
市販のシルバー(銀色)の絵の具には、独特の輝きを表すために「パール顔料」が加えられており、これが光沢感を生み出しています。
一般的な絵の具のみでは同じような効果を引き出すのは大変なことですが、白と黒、そして青の絵の具を基にして、ラメやグリッターを混ぜ合わせることで、銀色の光沢を表すことも出来ますよ。
この簡単なテクニックを使ってアートを楽しんでみてくださいね。