子連れで電車に乗るのって、本当に大変なんだよね、
少しでも楽に移動したい・・・
お金払ってグリーン車使うのはどうかな?
確実に座れそうだし!!
でも、せっかくグリーン車に乗ってる他のお客さんの迷惑にならないかな…
子供を連れてのグリーン車利用は他の乗客への配慮が気になりますよね。
そんな悩みを持つ方に、この記事をお届けします!
連休や休暇期間中には、多くの家族が電車での長距離移動を選びますが、この時期は特に混雑し座席を確保するのが難しいことがあります。
通常の車両では座席が満席で、子供を抱っこして立ち続けることになる場合も。
旅行ではせめて電車内では座ってゆっくりしたいですよね。
その解決策として、追加料金を払って利用できるグリーン車がオススメです!
料金は少し高めですが、座席を事前に確保できるため、より快適に過ごすことが可能です。
しかし、グリーン車は他の乗客も同じように料金を支払って利用しているため、子供が騒いだり頻繁に動き回ると周囲に迷惑をかける可能性があります・・・。
このため、グリーン車を利用する際は周りへの配慮も必要ですし、実際にはそのような懸念から利用をためらう親御さんも多いようです。
本記事では、私の経験をもとに、家族でのグリーン車利用時のメリットと気をつけるべき点を詳しくご紹介します!
これを読んで、子連れでグリーン車を使う際の不安が解消されるといいな♪
そもそもグリーン車とは?
グリーン車は通常の電車よりも高いグレードの車両で、追加の料金を払うことでより快適な座席に座ることができます。
普段使うような電車でも、グリーン車の座席は特急列車に匹敵する快適さを提供してくれます!
また、普通列車と新幹線でのグリーン車の設備や料金には差がありますので、それぞれの特徴をこの後一つずつ説明しますね!
普通列車のグリーン車利用ガイド
現在、普通列車のグリーン車では以下のJR快速列車にはグリーン車が設けられています。
これらの路線では、追加料金のグリーン券を乗車直前に購入することが可能です。
グリーン車への急な変更も、駅の券売機で対応できますが、全て自由席のため必ずしも座れる保証はありません。
新幹線のグリーン車利用ガイド
新幹線にも追加料金で座ることができるグリーン車があり、通常車両より広めの座席が特徴です♪
以下の設備が完備されています。
新幹線は長時間の乗車が快適になるように設備が整っているね!
子連れでの普通列車グリーン車使用はOK?
普通列車のグリーン車は、子連れの家族に多くのメリットがあると思います!
休暇シーズンには同じように子連れの利用者が多いため、ビジネス利用が多い平日とは異なり、よりリラックスして乗車できます。
私自身も家族の帰省時にはグリーン車を利用しており、以前は普通一般車両での移動が主でしたが、子供にとって密閉された空間は快適ではなかったようで、中々大変なことに・・・
狭い車内にご機嫌ななめ・・・こっちが泣きたいよ・・
ある時、偶然ホームのグリーン券自動販売機が目に入り、試しに購入して乗車してみました。
すると、子供が広々とした座席で景色を楽しみながら過ごすことができ、快適に過ごすことができたのです♪
以降、家族旅行ではグリーン車が必須になりました!!
子連れでの普通列車グリーン車の利点
普通列車のグリーン車は、快適性とコストパフォーマンスの面で、子連れの家族に多くの利点があります!!
広々とした座席と荷物スペースの確保
追加料金で購入するグリーン券のため、利用者が限られ座席を確保しやすくなります。
さらに、座席は通常の車両よりも広めに設計されており、大きなバックパックも足元に置けるほどです。
特に、子連れでは荷物が多くなるため、広々としたスペースは大変重宝します。また、他の乗客との距離が適度に保たれるため、子連れでの利用に安心です。
アクセスしやすいトイレの位置
グリーン車の端には新幹線同様にトイレが備えられており、子供が急にトイレに行きたくなった際も、途中下車することなくその場で対応できるので安心です!
多くの親御さんがトイレの近くの席を選んでいますよ。
幼児には料金が免除されるため経済的
通常、6歳未満の子供は「幼児」として運賃が無料です。
グリーン車も同様で、座席を無料で利用できます。
座席の天井のランプが赤色のところに座らせることになりますが、車掌が幼児だと確認後に緑色に変更してくれるシステムです。
5歳以下のお子さんを持つ家族にとっては、経済的にも大変助かりますね!
グリーン券の購入方法と子供の料金
普通列車のグリーン車を利用する際は、グリーン券が必要です。
この券は改札外の券売機やホームに設置された専用の券売機で購入可能です。
改札を通過した後でも購入できるため、ホームの混雑を見てから判断することもできますが、注意が必要なのは、ホームの券売機での購入は改札を通る時使用したICカードに限られる点です。
紙の乗車券を使用する場合は、同時にグリーン券も購入しておく必要があります。
料金体系Suicaグリーン料金と通常料金に分かれています。
営業キロ | Suicaグリーン料金 | 通常料金 |
---|---|---|
50kmまで | 750円 | 1,010円 |
100kmまで | 1,000円 | 1,260円 |
101km以上 | 1,550円 | 1,810円 |
※Suicaグリーン料金とは、モバイルSuicaやカードタイプのSuica等に、グリーン券情報を記録して購入された場合に適用される料金で、Suicaにチャージの残額などで購入した場合は通常料金になります。
6歳以上のこどもと、大人は同じ料金になります。
子連れでグリーン車を使う際の経済的なコツ
グリーン車を利用する際は、列車ごとにグリーン券が1枚必要ですが、特定の条件下で同じ券を複数の路線に渡って利用することが可能です。
以下の条件を満たす場合、一枚のグリーン券で複数の連続する路線を利用できます。
・ 同一方向での乗り継ぎ
・ 改札を出ないこと
例として、小田原から東海道本線を経由して戸塚へ行き、その後横須賀線を利用して津田沼まで行く場合、小田原から津田沼まで同じグリーン券を使用して移動が可能です。
公式ウェブサイトでは、一枚のグリーン券で乗り継ぎが認められない区間についても詳しく説明しています。
※以下の区間は同一方向の乗り継ぎが認められていません。
・土呂以遠(東大宮方面)←大宮駅乗換→宮原以遠(上尾方面)
・十条以遠(板橋方面)←赤羽駅乗換→東十条以遠(王子方面)または尾久
・本千葉以遠(蘇我方面)←千葉駅乗換→東千葉以遠(都賀方面)
・南酒々井以遠(榎戸方面)←佐倉駅乗換→酒々井以遠(成田方面)
・浜野以遠(八幡宿方面)←蘇我駅乗換→鎌取以遠(誉田方面)
・西大井以遠(武蔵小杉方面)←品川駅乗換→大井町以遠(大森方面)
・高輪ゲートウェイ以遠(田町方面)←品川駅乗換→大崎以遠(五反田方面)
・川崎以遠(蒲田方面)←横浜駅乗換→新川崎以遠(武蔵小杉方面)
・函南以遠(三島方面)←熱海駅乗換→来宮以遠(伊豆多賀方面)
・尾久以遠(赤羽方面)←上野駅乗換→三河島以遠(南千住方面)
・神田以遠(秋葉原方面)←東京駅乗換→新日本橋以遠(馬喰町方面)
よりグリーン券:JR東日本JRのきっぷの種類・発売日・有効期間や、学割・団体割引をはじめとする割引料金、変更・払いもどしなど、きっぷに関するさまざまなご案内をしています。
ただし、大船駅で藤沢方面(茅ヶ崎方面)から北鎌倉方面(鎌倉方面)への乗り継ぎは、一枚のグリーン券で可能です。
乗り継ぎ時には、先に座っていた席のランプを降りる際に触れ、ランプが赤から緑に変わるのを確認してください。
その後、新しい列車で席に座る際にランプをタッチして、緑色が点灯すればその席を使用できます。
家族連れでの普通グリーン車の利用マナー
家族連れの方々が普通列車のグリーン車を利用する際、周りへの配慮は非常に重要です。SNSでは、子連れでのグリーン車利用に対し、子どもが騒ぐなどの行動に対して親が注意を払わないといった批判が散見されます。
良いマナーは全ての乗客に求められるものですが、特に子どもは簡単に静かにさせることが難しい場合もあります。
どのように対処すれば良いのか、一緒に考えてみましょう。
【家族連れがグリーン車で気をつけるべきポイント】
・子どもが座席で静かに過ごせるように事前に準備をする
・親自身がリラックスして、子供に緊張を感じさせないように心掛ける
・子どもがうるさくなった場合は一時的に車両のデッキなどへ移動し、落ち着かせる
ここからはそれぞれのポイントについて詳しくご紹介します。
子どもが座席で静かに過ごせるように事前に準備をする
ただ座っているだけでは、子どもはすぐに退屈してしまうため、事前におもちゃやお菓子などのお気に入りのアイテムを用意することが助けになります。
グリーン車の座席にはテーブルがついているため、飲食や遊びのスペースも確保できます。
音量を抑えた動画を子どもに見せることもありますが、長時間同じことを続けると疲れてしまうため、外の景色を見せたり、おやつの時間を設けるなどして、適度に休憩を挟むようにしています。
親自身がリラックスして、子供に緊張を感じさせないように心掛ける
経験上、子どもは親が大声を出さない限り、会話を楽しんで静かに過ごすことが多いです。
私も初めは子どもが騒ぐたびに厳しく
「静かに!」と注意していましたが、
これが逆効果で、子どものストレスが増し、結果的にさらに大きな騒ぎを引き起こすこともありました。
子どもに対する親の焦りや緊張は、状況を悪化させる一因にもなります。
例えば、車窓から見える風景について「あの大きな山を見てみよう」と優しく声をかけることで、子どもは自然と話に夢中になり、周りに気を使うことが少なくなります。
親がリラックスして穏やかに接することで、子どもも自然と落ち着きます。
会話の中で「すごいね、たくさんの車が並んでいるよ」と褒めることで、子どもは喜びを感じ、気分も和らぎます。
ただし、会話が盛り上がりすぎて子どもが興奮してしまうこともあるので、トーンを調節するのが大切です。
子どもがうるさくなった場合は一時的に車両のデッキなどへ移動し、落ち着かせる
子どもがどうしても泣き止まない、騒ぎ続ける場合は、座席を離れてデッキで一時的に過ごすのが有効です。
デッキに移動することで、子どもは新しい環境に興味を持ち、気持ちが切り替わることがあります。
また、デッキでは周囲に配慮しながらも、子どもが少し自由に行動できるスペースがあるため、落ち着かせやすいです。
特に小さい子どもは場所が変わるだけで気分が変わり、泣き止むことが多いです。親が抱っこで一緒にデッキで過ごすことで、安心感を与えられるのも大きなポイントです。
家族連れで新幹線グリーン車はどうなの?
新幹線のグリーン車に家族連れで乗ることについては、私は必ずしもオススメはできないかな・・と思います。
その理由の一つに、グリーン車が普通車両に比べて静かすぎるため、他の乗客に気を遣いすぎてしまう点があります。
さらに、子供用の割引がないため、大人と同じ料金を支払う必要があり、費用がかなり高くなります。
【新幹線のグリーン車料金例】
– JR東日本とJR西日本の指定区間の料金:
– 100kmまで:1,300円
– 200kmまで:2,800円
– 400kmまで:4,190円
– 600kmまで:5,400円
– 700kmまで:5,600円
– 701km以上:6,600円
– 参照:[JR東日本料金表](https://www.jreast.co.jp/kippu/15.html)
加えて、新幹線を利用する際は、多くの場合、親は子どもの世話に忙しいため、グリーン車の提供する追加のサービスや設備を十分に楽しむことが難しいです。
このため、新幹線グリーン車は基本的に大人向けの快適性を重視した設計になっています。
新幹線で快適に過ごすには指定席が最適
新幹線での旅行では、グリーン車以外にも自由席と指定席があります。
特に家族連れの場合、子どもに席を確保して快適に過ごさせたいなら、指定席の利用がおすすめです。
自由席の場合は運賃のみで利用可能ですが、特に混雑時は座席を確保するのが難しいことがあります。指定席の方が、自由席よりは費用はかかりますが、比較的安価で事前に座席を確保できるため、長時間の旅行には適しています。
料金の差は利用区間や時期によりますが、自由席と指定席の間で330円から1,370円の差があります。
新幹線の座席はもともと広く設計されているので、グリーン車でなくても十分な快適さを感じられると思います!!
楽天リーベイツを使ってグリーン車を賢く利用する方法
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この方法はグリーン券を少しでもお得に購入するための有効な手段なので、忘れずに利用してみてくださいね!
子連れ旅行でグリーン車を上手に使うコツ
子連れでのグリーン車利用に関して、さまざまなポイントをお話ししました!
最後に要点を以下にまとめますね!
これらの情報を活用して、家族旅行をさらに快適に楽しんでくださると嬉しいです♪
最後までご覧いただき、ありがとうございました(^^)