たとえ自転車愛好家であっても、家にポンプがなかったり、故障してしまっていることがありますね。
急にタイヤに空気が必要になったとき、無料で補充できるところがあれば便利です。
意外と知られていないかもしれませんが、実はいくつかの施設で自転車の空気を無料で入れられるのです!
空気入れがない方や、必要になるまで使わない方、また正しい空気圧を確認したい方など、さまざまなニーズに応える施設が存在します。
日頃から自転車を利用する方だけでなく、そうでない方にもお勧めの情報ですので、ぜひチェックしていってくださいね!
自転車用の無料でタイヤの空気が補充できる施設7選
自転車で出かけているときに、タイヤの空気が減ってきて困ることがありますよね。
そんなときに便利な、無料で空気を補充できる場所について調査しました!
①警察交番
街中で警察官が自転車に乗っているのを見かけることがありますし、交番には自転車の空気入れが常備されてい事が多いんですよ。
お願いすれば、大体は空気入れの貸してくれますよ。
ただし、自転車の登録が必要な場合があるため、登録は済ませておくとよいでしょう。
あくまでもお仕事中の警察官さんお邪魔にならないように注意だよ〜!
②パチンコ店
パチンコ店にも自転車用の空気入れが設置されていることがあります。
特に大型の店舗では、客用の駐輪場に空気入れがあり、誰でも無料で利用できるようになっています。
店を利用する必要はありませんので、ぜひ活用してみてください。
③大型の小売店
スーパーやショッピングモールでは、無料で自転車の空気を入れさせてくれるサービスを提供している所が多くあります。
西友やイオン、イトーヨーカドーなどの大手チェーンでは、電動の空気入れが設置されています。
ただし、電動の空気入れに慣れていない方は空気を入れすぎないようにに注意してくださいね。
電動空気入れめっちゃ楽!だけど楽すぎて入れすぎちゃったりする・・・
④駅近くの自転車駐輪場
多数の通勤者や学生が日常的に自転車を使って駅まで通っています。
そのため、駅周辺には自転車駐輪場が設置されており、多くの利用者が駐輪場を契約しています。
管理された駐輪場では、空気入れが設置されていて、契約者は無料で利用できます。
しかし、契約していない場合は利用できないこともあります。契約していない場合は管理人の人に許可を取ってから入れさせてもらいましょう!
⑤街の自転車専門店
自転車の空気を補充する際、自転車専門店を利用することができます。
ほとんどの自転車店には空気入れが完備されており、利用前に店員に一声かけることがマナーです。
地元の小規模な店舗から大型チェーン店まで、例えば「サイクルベースあさひ」などがあります。
⑥ガソリンスタンド
自転車には主に3種類のバルブが存在します(詳しくは後ほど説明しますね)。
大体は英式バルブがという物一般的ですが、米式や仏式バルブがスポーツ自転車に使われることがあります。
米式バルブは自動車やバイクと同じ様式なことも。
その場合はガソリンスタンドで空気を入れることが可能なのです!
ただし、これらの施設は主に自動車を対象としており、自転車用のサービスが必ずしもあるわけではありませんが、状況を説明すれば対応してもらえることもあります。
⑦DIYストア(ホームセンター)
DIYストアやホームセンターでは、空気入れを無料で利用できることがあります。
これらの店舗は主に郊外に位置しており、自転車関連商品も豊富に取り扱っています。
空気入れは店の入口付近に設置されていることが多く、利用するにはスタッフへの依頼が必要な場合があります。
また、営業時間内のみ利用可能です。
主なホームセンターチェーンには、DCMホーマック、カインズ、コーナン、コメリ、ニトリ、ジョイフル本田、ビバホームなどがあります。
自転車のバルブの種類と特徴
自転車には英式、米式、仏式の3種類の主要なバルブがあり、それぞれに独自の特徴があります。
ここでは、これらのバルブの特性とそれぞれに適した自転車のタイプを詳しく解説します。
英式バルブの特徴
一般的な自転車、特に街乗り自転車によく採用されているのが英式バルブです。
操作が容易で、標準的な空気ポンプで対応可能です。市場には英式バルブ専用の空気ポンプが豊富に流通しています。
ただし、バルブの虫ゴムが劣化しやすい点がデメリットになります。けれど交換は簡単でパーツも入手しやすいです。
日常の使用には、このタイプのバルブが装備された自転車が最適です。
米式バルブの特徴
オフロードや厳しい環境でのサイクリングに適した米式バルブは、マウンテンバイクやクロスバイクに一般的に使用されます。
自動車やオートバイと同じタイプのバルブを採用しており、その耐久性が高いです。
虫ゴムを使用しないためメンテナンスが容易ですが、重さとポンプの互換性の問題があり、特に外出先での補充が難しい場合があります。
仏式バルブの特徴
ロードバイクやスポーツ用自転車に好まれる仏式バルブは、高圧での使用に適しており、空気圧の精密な調整が可能です。
しかし、このタイプのバルブは管理が繊細で、専用の空気圧計付きポンプが必要です。
英式バルブ用のポンプでは使えないため、専用のポンプを必要とします。
自転車バルブごとの空気補充手順
以下で、それぞれのバルブタイプに応じた空気の補充方法を解説します。
英式バルブの空気補充手順
2. ポンプのノズルをバルブに取り付け、レバーを持ち上げて固定します。
3. ポンプのハンドルを持ち上げてから押し下げ、空気を充填します。
4. 適切な空気圧に達したら、ポンプを外し、バルブのキャップを閉めます。
米式バルブの空気補充手順
2. ポンプをバルブにしっかり接続し、レバーを上げます。
3. 必要な空気圧まで充填したら、レバーを下ろし、ポンプを取り外しましょう。
4. ナットを締め、バルブのキャップを閉めます。
仏式バルブの空気補充手順
2. ポンプをバルブに正確に接続し、レバーを上げて固定します。
3. 目標とする空気圧まで充填したら、レバーを下ろしてポンプを取り外しましょう。
4. ナットをしっかり締め直し、キャップを閉めます。
自転車用エアポンプの効果的な使い方と注意事項
自転車のタイプに応じたエアポンプの使用方法について、いくつかの重要なポイントを解説します。
一般的な自転車用エアポンプの使用
日常使用する自転車、例えばシティサイクルなどでは、タイヤの空気圧は手で押して判断することが多いです。
タイヤが明らかに柔らかい、または走行時にタイヤがぺたんこに見える場合は、空気の補充が必要です。
ロードバイクやクロスバイク用エアポンプの使用
ロードバイクやクロスバイクでは、高いパフォーマンスを維持するためには空気圧の正確な管理が欠かせません。
タイヤの側面に記載されている推奨空気圧を確認し、その範囲で空気を充填してください。
ロードバイクは一般的に6~10kg/cm2、クロスバイクは約6kg/cm2が理想です。空気を入れすぎた場合は、少し抜いて調整することが推奨されます。
マウンテンバイク用エアポンプの使用
マウンテンバイクでは、約4kg/cm2の推奨空気圧を守ることで、最適なパフォーマンスを得ることができます。
適正な空気圧は他のタイプの自転車と同じく、安全かつ効率的な走行を支えるために重要です。
自転車エアポンプの購入ガイド
自転車の快適な使用を支えるため、個人用エアポンプの所有が便利です。購入可能な場所を以下に紹介します。
自転車専門店でのエアポンプ購入
自転車専門店では、様々なバルブタイプに対応したエアポンプを取り扱っています。
在庫がない場合も注文できることが多く、専門的なアドバイスを提供してくれる店員の存在も大きなメリットです。
DIYストアでのエアポンプ購入
DIYストアでも自転車用エアポンプが扱われていますが、購入前には自転車のバルブタイプを確認し、適したエアポンプを選ぶ必要があります。
店員に相談することで、適切な商品の選択が容易になります。
100円ショップでのエアポンプ購入
100円ショップで低価格でエアポンプを購入できますが、品質や耐久性は基準を満たしていない可能性があるため、注意が必要です。
短期使用や緊急時の一時的な解決策としては適していますが、長期的な使用には向きません。
オンラインショッピングでのエアポンプ購入
Amazonやその他のオンラインショッピングサイトでは、多様な自転車用エアポンプが豊富に取り扱われています。
急ぎの場合は速達オプションが役立ちますが、適合するエアポンプを選ぶためには自転車のバルブタイプを正確に理解することが重要です。
不明点があれば、専門店での購入を考慮すると良いでしょう。
自転車タイヤの空気圧管理の重要性
自転車の運動性能にとってタイヤの空気圧は非常に重要です。
特に一般的なシティサイクル(いわゆるママチャリ)では、タイヤの柔らかさや地面との接触面積を手で触って確認する方法が普通です。
タイヤが適切に硬く、地面に過度に広がっていないことを確認することが重要です。
一方で、スポーツタイプの自転車、例えばクロスバイクやロードバイク、マウンテンバイクでは、空気圧計を使って精確に空気圧を管理することが求められます。
空気圧が低下している場合は、推奨される空気圧に調整することが必要です。自転車の定期的なメンテナンスとして、空気圧のチェックは欠かせません。
自転車タイヤの空気圧チェック手順
自転車のタイヤの空気圧は定期的にチェックすることが望ましいです。
以下に基本的なチェック方法を紹介します。
これらを意識し、常に適切な空気圧を保つようにしましょう。
理想的なタイヤの硬さ
シティサイクルでは、タイヤの硬さが軟式ボールほどが理想です。タイヤのサイドを押して、過度に柔らかくないか確認しましょう。タイヤの地面に接する部分以外で、硬さを確認することがポイントです。
空気圧の目安
タイヤの側面には適正な空気圧が表示されており、シティサイクルでの一般的な適正値は「3気圧」です。これは「300kPa」、「3BAR」、「44PSI」としても表現されます。正確な測定機器がない場合でも、これらの数値を基に空気を充填しましょう。
接地面のチェック
タイヤが地面に接する面積は、適切な空気圧であれば約10センチメートル程度です。空気圧が不足していると接地面が広がり、ペダルをこぐ際の抵抗が増えてしまいます。
自転車用エアポンプの使用頻度のガイドライン
自転車を快適に使うためには定期的な空気圧のチェックが必要です。特にシティサイクル(ママチャリ)を使う場合、空気を補充する推奨間隔は約2週間から1ヶ月毎です。
空気は自然と抜けてしまうため、定期的に補充することが重要です。
例えば、毎月の初めを空気補充日と定めるなどして、習慣化することが管理のポイントです。適切な空気圧を保つことで、自転車の操作性が向上し、安全にもつながります。
自転車のエア充填時に留意すべきポイント
自転車のタイヤに空気を入れる際の重要なポイントをご紹介します。
特に注意すべき点を中心に、効果的なメンテナンス方法について詳しく説明します。
使用するバルブの種類の確認
自転車のタイヤには主に次の3種類のバルブが使用されます。
– 米式バルブ(マウンテンバイクに一般的)
– 仏式バルブ(スポーツ系自転車に好んで使用されます)
英式バルブがシティサイクルに多く用いられており、これに合ったエアポンプの使用が重要です。
英式バルブでは空気圧の正確な測定が難しいため、感覚を頼りにすることが多いです。
過剰な空気の充填を避ける
適切な空気圧を超えてエアポンプで空気を入れすぎると、以下の問題が発生する可能性があります。
適正な空気圧を保持することで、これらの問題を防ぎます。
空気圧不足が引き起こす自転車の問題点
自転車の空気圧が不足すると、多くの問題が生じる可能性があります。
乗り心地の低下
タイヤの空気圧が不足すると、ペダリングが重たく感じられ、乗り心地が著しく悪化します。
空気圧が低いとタイヤの接地面が広がり、走行抵抗が増加するためです。
タイヤのパンクを防ぐための空気圧管理
タイヤに空気が不足していると、外部からの衝撃を吸収できず、チューブが損傷しやすくなります。
これがパンクの一因となります。
空気があきらかに減っているな、と感じたら面倒くさがらずに、空気を入れて快適な走りを手に入れてくださいね!
まとめ
自転車の安全かつ快適な使用のためには、定期的な空気の補充が欠かせません。以下の場所では無料で空気を補充できます。
これらの施設を利用して、タイヤの空気圧を定期的にチェックし、適切な状態を維持することが、自転車の性能を長期間保つために重要です。
例えば、月一回の空気圧チェックを習慣化するなど、定期的なメンテナンスを心がけましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。