新幹線のデッキエリアはどこ?正しい利用マナーを学びましょう!

 

デッキは一般的に船の甲板を指しますが、新幹線では車両の入口付近、乗降ドアと客室の間にあるスペースを指します。

このエリアにはトイレやゴミ箱が設置されており、一種の休憩スペースとしても機能しています。この記事では、新幹線のデッキ使用時の注意点やマナーについて詳しく解説しますね。

新幹線のデッキの位置とは?

新幹線に乗る際、最初に踏み入れるところが、デッキのスペースです。
ここは乗り降りのドアと客室をつなぐ通路で、特に山手線などの通常の電車にはない、贅沢な空間と言えます(^^)

デッキでの携帯電話使用は?

新幹線内では、座席エリアでの携帯電話の通話が禁止されています。
しかし、デッキでは携帯電話での通話が許可されているため、ここでの通話は問題ありません
ただし、通話はデッキに限定され、座席ではメールやインターネットの利用のみが許可されています。

デッキで立っての乗車は許可されている?

デッキでの立ち乗りは禁止されていません。
自由席が満席の場合、乗客はデッキや通路で立って旅をすることが可能です。

ただし、指定席のデッキには原則として立ち入り禁止ですが、混雑時には例外的に使用が許可されることもあります。

デッキの換気はどうなっている?

新幹線のデッキは座席エリアとは異なり、常に換気されているわけではありません。
しかし、新幹線全体の換気システムは非常に効率的で、外の空気との入れ替えを約6〜8分ごとに行っています。

座席の上や下にある空調システムから新鮮な空気が送り込まれ、古い空気は吸い出されます。これにより、新幹線の内部は常に清潔な空気が保たれています。

座席車内とはドアで隔たれているデッキは、走行中は常に換気されている状態とは言い難いかもしれませんので、混雑時はマスク等のエチケットはきちんとしたほうが良いかもしれません。

ベビーカーの持ち込みは無料ですか?

新幹線でのベビーカー持ち込みは無料です。新幹線では、特大荷物と定義される荷物(高さ、幅、奥行の合計が160cmを超え250cm以内のもの)について、
事前に「特大荷物スペースつき座席」を予約する必要がありますが、ベビーカーは通常このカテゴリーには含まれません。
ただし、特大荷物スペースを利用する場合は、予約が必須です。

ベビーカーを畳まずに持ち込めますか?

新幹線にベビーカーを持ち込む際は、通常、ベビーカーはたたんで特大荷物スペースに置くことを推奨します。

赤ちゃんはお膝の上に乗せることで、スペースを有効に活用しましょう。ベビーカーを畳まずに置くとスペースを取るため、他の乗客に迷惑をかける可能性があります。

ベビーカーに乗せたまま乗車は可能ですか?

ベビーカーに赤ちゃんを乗せた状態での乗車は、車いすスペースが空いている場合に限り可能ですが、推奨されません。
安全上の観点からも、車内での移動をスムーズに行うためには、ベビーカーを畳んで持ち込むことが望ましいです。

デッキでの座り込みはマナー違反?

新幹線のデッキで座る行為は避けるべきです。

デッキは乗降や車内販売の通路として頻繁に使われるため、座り込むことは他の乗客の通行を妨げ、迷惑になる可能性があります。

特に乗降時や販売時は、通路を確保するためにデッキを空けておくことが重要です。

デッキでの座り込みは避けましょう

在来線で若者が座り込んでいるのを見ると気持ちが良くありませんが、新幹線のデッキではさらに不適切です。
デッキは通行人の通路であり、座り込むことは他の乗客の通行の邪魔になります。

自由席と指定席の区別

新幹線の自由席は、満席の場合でも特急券が発売され続けるため、座れないことがあります。

その場合、乗客はデッキや通路で立っている必要があります。
指定席券を持っていなければ、指定席車両への入場は許可されません。
ただし、繁忙期などで自由席車両が満席の場合は、車掌の判断で指定席車両のデッキの利用も許可されることがあります。

デッキへの荷物の持ち込み

新幹線のデッキには荷物を置きっぱなしにすることはできません。
通常の荷物は座席の上の荷物棚に収納し、160cmを超える荷物は「特大荷物スペースつき座席」を予約して対応しましょう。

デッキでの通話は避けるべき?

新幹線のデッキは通常よりも騒がしいことが多く、通話が他の乗客に迷惑をかけることがあります。

座席では禁止されている通話をデッキで行う場合は、その音量や周囲への影響を考慮し、必要ならば場所を移動することをおすすめします。

デッキでの飲食はOK?

新幹線のデッキでの飲食は、他の乗客への配慮を考えて、最低限のマナーを守るべきです。

簡単に手に取れる軽食や飲み物に留め、床に物を置くことなく食事をすることが望ましいです。

新幹線のデッキエリアとは?正しい利用マナーを学びましょう!まとめ

新幹線のデッキはどこを指すのか、また正しいマナーについてでした。

最後にまとめると・・・

  • デッキの定義: 新幹線のデッキは車両の入口付近、乗降ドアと客室の間のスペースで、トイレやゴミ箱が設置されている休憩スペースです。
  • デッキの位置: 乗降ドアから客室へ入る直前の通路部分を指し、山手線などにはない特別な空間とされます。
  • 携帯電話の使用: 座席エリアでは携帯電話の通話が禁止されているが、デッキでは許可されています。通話はデッキ限定で、座席では禁止。
  • 立っての乗車: デッキでの立ち乗りは許可されていますが、指定席のデッキでは原則禁止で、例外的に混雑時に許可されることがあります。
  • 換気状況: 新幹線全体の換気システムは効率的で、約6〜8分ごとに外の空気と入れ替わりますが、デッキは常に換気されているわけではないため、長時間の滞在は避けた方が良いです。
  • ベビーカーの持ち込み: ベビーカーの持ち込みは無料で、特大荷物には含まれませんが、特大荷物スペースを利用する場合は予約が必要です。
  • ベビーカーの扱い: ベビーカーは通常、たたんで特大荷物スペースに置くことを推奨され、畳まずに置くとスペースを取り迷惑になることがあります。
  • デッキでの座り込み: デッキでの座り込みは避けるべきで、乗降や車内販売の通路として頻繁に使用されるため、他の乗客の通行を妨げる行為とされています。

新幹線のデッキは多目的に使用されるスペースですが、その使い方一つで他の乗客への迷惑がかかることもあります。マナーを守り、快適な旅を楽しむためにも、デッキの正しい利用方法を心掛けましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました!

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